Tera Term 5.0がリリースされた!Amazon Linux 2023へ接続確認!
はじめに
先日下記の2ツイートを発見しました。
・Tera Term 5.0がリリース
・Tera Term 4.107でrsa-sha2-256/512 (RSA/SHA2) に対応
少し話はそれますが、AWS上でUbuntu 22.04構築した際に、SSH接続できないという問い合わせの調査したことがあります。
SSH接続で用いてたTera Termがrsa-sha2-256/512 (RSA/SHA2)の未対応が原因でした。
今後最新のTera Term 5.0を使えば、上記のような問題は解消されますね!
Tera Term 5.0を使えば、RSA/SHA1がデフォルトで無効化された「Ubuntu 22.04」、「Amazon Linux 2023」、「RHEL9」にも接続ができます。
ということで、実際にTera Term 5.0を用いて「Amazon Linux 2023」に接続できるか試してみます!
現状 (Tera Term 4.105)で接続確認
現在のTera Termバージョンは下記の通り「Tera Term 4.105」です。
続いて、「Amazon Linux 2023」のAMIで立ち上げます。
(バブリックIPを付与して、SSH接続許可済)
それでは、現在のTera Termで接続確認します!
想定通り、認証に失敗しましたと上部に表示されました。Tera Termの現在バージョンでは、RSA/SHA1 暗号方式で接続を試み、「Amazon Linux 2023」ではRSA/SHA1がデフォルトで無効化されているためです。
Tera Term 5.0で接続確認
著者のPCに入ってる現在のTera Termはアンインストール、Tera Term 5.0をインストール、「Amazon Linux 2023」へ接続確認します!
まずは、アンインストール
続いて、該当のGithubよりファイルをダウンロード
ダウンロードしたファイルより、デフォルト設定でインストール
Tera Term 5.0を用いて、接続確認!
Well Done!無事にログインできました!!
まとめ
この目で確かめてログイン確認ができて良かったです。
Windows使用者から「Ubuntu 22.04」、「Amazon Linux 2023」、「RHEL9」にSSH接続ができないと言われたら、Tera Term 5.0を案内するのが一つの解決策になるかと思います! (もし、Tera Termのアンインストール・インストールするときはインストール後のログ設定もお忘れずに!)
参照
Tera Term 5.0
Tera Term 5.0 がリリースされました!
「Tera Term 5.0」がリリース ~18年ぶりのメジャーバージョンでUnicodeに全面対応